小型LEDランタンを虫よけ発光させたり、マグネットや三脚用ネジ穴を装備させたいけどカスタムパーツを揃えるのが面倒!そんな方におすすめなのがガレージブランド、WHITE BASE CAMPさんからリリースされた「CF HYAKUSHIKI」。カスタムパーツなしでも完成された多機能性を持っていると話題の小型LEDランタンをご紹介します。
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WHITE BASE CAMP「CF HYAKUSHIKI」とは?
2022年2月より始動した新進気鋭のガレージブランド、WHITE BASE CAMP(ホワイトベースキャンプ)さんから第1弾アイテムとしてリリースされた小型LEDランタンです。
アンバーカラーに発行するモードを搭載したこの「CF HYAKUSHIKI」の他、グリーンカラーに発光するモードを搭載した「CF ZAKU」の2種類が展開されています。
スペック情報
ブランド | WHITE BASE CAMP |
商品名 | CF HYAKUSHIKI |
価格 | 7,920円(税込) |
サイズ | 約123×38mm |
重量 | 129g |
明るさ | 最大150ルーメン |
規格 | IPX6(防水・防塵) |
上部金具 | カラビナ |
下部 | マグネット、1/4インチネジ |
カスタムパーツなしで完成された小型LEDランタン
小型LEDランタンといえばGoal Zero「LIGHTHOUSE micro FLASH」。様々なパーツを使いカスタムできることでも大人気ですが、この「CF HYAKUSHIKI」はカスタムパーツなしでも完成された多機能性が大きな魅力となっています。
「CF HYAKUSHIKI」のレビュー
ではここからは「CF HYAKUSHIKI」をレビューしてきます。
「CF ZAKU」とはグリーンカラーに発光するモード以外は特に大きな違いありません。「CF ZAKU」を購入したい場合でも「CF HYAKUSHIKI」のレビューが参考になるはずです。
軽量でコンパクト
重量は120g。
サイズは縦12.2cm。
横3.6cm。
軽量で手のひらに乗るほどのコンパクトなサイズ。キャンプの際でも全くかさばらないで持ち運べそうです。
軽量コンパクトなのでキャンプへもかさばらずに持ち運べる。
おしゃれなデザイン性
本体はモザイク模様とブランドロゴがプリントされたおしゃれなデザイン。ゴールゼロなどはステッカーを貼っておしゃれにカスタムできたりしますが。
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「CF HYAKUSHIKI」は最初からおしゃれなデザイン性を持っています。
なお、この「CF HYAKUSHIKI」は購入したアウトドアショップ「CAMP HILLS」さんのロゴがプリントされた特別仕様です。
ステッカーを貼らずともおしゃれなデザイン性を持っている。
LEDライトに加えフラッシュライトも装備
点灯する箇所は下向きLEDライトと上部のフラッシュライトの2箇所。光量はそれぞれ最大で150ルーメン。点灯時間は9〜190時間となります。
ランタンとして使う下向きLEDライトはキャンプで人気の暖色に光る電球色。
上部のフラッシュライトは昼白色に光り、懐中電灯として使うことができます。
- 最大150ルーメンの明るさで9時間点灯。
- ランタンはキャンプで人気の暖色。
- フラッシュライトもあるので懐中電灯として使うことができる。
スイッチを押すだけで点灯&モード変更
上部にあるスイッチを押すと点灯。点灯したあとはスイッチを押すたびにモードを変更できます。
モードの順番は1回押すと上部のフラッシュライトが点灯。
2回押すと下向きLEDライトが4つ点灯。
3回押すと下向きLEDライトが2つ点灯。
スイッチを押すたびにモード変更できる。
虫よけ効果のある発光モードを搭載
さらに、4回押すと下向きLEDライトが虫よけ効果を持つアーバンカラーに点灯。
ゴールゼロなどは虫よけ発光用の「アンバーグローブ」などのカスタムパーツが販売されていますが「CF HYAKUSHIKI」はそういったパーツがなくても虫よけ発光できるのが特徴です。
カスタムパーツなしで虫よけ効果のある発光モードを標準搭載。
光量は無段階調整もできる
LEDライトが4つ点灯している状態で長押しすると光量を無段階調整できます。
LEDライトが4つ点灯した状態で光量を無段階調整可能。
インジケーターも搭載
上部にはバッテリー残量がわかるインジケーターも搭載。
- 1つ点灯:25%
- 2つ点灯:50%
- 3つ点灯:75%
- 4つ点灯:100%
となっています。
バッテリー残量がわかるインジケーターを搭載。
USB入力ポートで充電できる
充電は下部にUSB入力ポートがあるので。
USB出力ポートに差し込むことで充電できます。満充電の目安は約3.5〜4時間程度だそうです。
USB入力ポートで充電できる。
スマホへの充電も可能
さらに「CF HYAKUSHIKI」にはUSB出力ポートも搭載されているので。
スマホなどへ充電することもできます。バッテリー容量は3000mAh です。
USB出力ポートでスマホへも充電できる。
上部金具としてカラビナを装備
「CF HYAKUSHIKI」は上部の吊り下げるげるためのハンガーがカラビナになっているので、フックがない場所でもそのまま設置できます。
どういうことかというと。ゴールゼロなどはフックがない場所ではカラビナがないと設置できないのですが。
「CF HYAKUSHIKI」はこのようにフックがない場所でもそのまま設置が可能となっています。
上部の金具がカラビナなのでフックがない場所でも設置できる。
ランタンシェードも装着できる
ゴールゼロで装着できるようなランタンシェードももちろん装着できます。
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ランタンシェードを装着してランタンハンガーなどに吊るせばさらに効率よく照らすことができます。
装着できないタイプもあるので注意
ちなみに、ゴールゼロに装着できるLOCKFIELD EQUIPMENT「アダムスキーハット」は装着できませんでした。シェードのタイプによっては装着できないものもあるようなので注意してください。
ランタンシェードも装着できる。ただしタイプによっては合わないものもあるので注意。
マグネットと三脚用ネジ穴を標準装備
CF HYAKUSHIKI」には「マグネットと三脚用ネジ穴(1/4インチネジ穴)が標準装備されています。
ゴールゼロにマグネットと三脚用ネジ穴を装備するためには別途、INAVANCE「ZERO CAP」などのカスタムパーツが必要なのですが、「CF HYAKUSHIKI」はそれが最初から装備されている形なのです。
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マグネットでの取り付け
マグネットを使えばステンレス製素材に取り付けが可能。ステンレス製のギアや車などのボディーに取り付けることができます。
三脚用ネジへの連結
三脚用ネジ穴を使えば三脚用ネジを持つ38explore「ZEROPOD38」などのギアとも連結可能です。
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ゴールゼロとは異なり、ゼロキャップなしでゼロポッドと連結することができます。
カスタムパーツなしでマグネット取り付けと三脚ネジ連結ができる。
エッジスタンドとの連結
軽量ランタンスタンドとして人気なALDEBARAN「EDGE STAND」。
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ゴールゼロはゼロキャップを使うことで「エッジスタンド」と連結ができるのですが、「CF HYAKUSHIKI」ではどうか試してみました。
エッジスタンドは「M8ねじ」規格なので三脚用ネジ穴である「CF HYAKUSHIKI」とは連結できませんでした。
しかし、「M8ネジ→三脚ネジ」へ変換できるアダプタ「M8めねじ」などを使えばエッジスタンドへ連結することができます。
エッジスタンドとも連結することができました。
変換アダプタを使えばエッジスタンドとも連結できる
マニュアルについて
なお、詳細なスペックや操作方法のマニュアルはパッケージのQRコードでスマホから見ることができます。
マニュアルはQRコードでスマホから見ることができる。
まとめ
最後にこれまで紹介したポイントをまとめてみました。
- コンパクトなのでキャンプへもかさばらずに持ち運べる。
- ステッカーを貼らずともおしゃれなデザイン性を持っている。
- 最大150ルーメンの明るさで9時間点灯。
- ランタンはキャンプで人気の暖色。
- フラッシュライトもあるので懐中電灯として使うことができる。
- カスタムパーツなしで虫よけ効果のある発光モードを搭載。
- LEDライトが4つ点灯した状態で光量を無段階調整可能。
- バッテリー残量がわかるインジケーターを搭載。
- 出力USBポートで充電できる。
- USB出力ポートでスマホへも充電できる。
- 上部の金具がカラビナなのでフックがない場所でも設置できる
- ランタンシェードも装着できる。ただしタイプによっては合わないものもあるので注意。
- カスタムパーツなしでマグネット取り付けと三脚ネジ連結ができる。
- 変換アダプタを使えばエッジスタンドとも連結できる。
カスタムパーツも含め2022年現在も入手困難なGoal Zero「LIGHTHOUSE micro FLASH」。そんな中登場したカスタムパーツなしで多機能な要素が標準装備された「CF HYAKUSHIKI」、「CF ZAKU」は小型LEDランタンの新たなトレンドとなりそうです。カスタムパーツなしでも多機能な小型LEDランタンを探している、そんな方の参考になれば幸いです。