「アウトドア感」を楽しめる調味料としてキャンプにおすすめのBBQスパイスといえばほりにし、黒瀬のスパイス、マキシマムの3大スパイス。
そんなBBQアスパイスの中でキャンプにはどれがおすすめか?
さらにマキシマムの別タイプと九州で人気の宮島醤油のスパイスも入手したのでこれら全てを徹底比較していきます。
こちらもCHECK
-
キャンプの調味料におすすめしたい万能アウトドアスパイス30選
続きを見る
目次
BBQアスパイスとは?
塩気やガーリックなどパンチの効いた「アウトドア感」を楽しめる調味料のことで別名「アウトドアスパイス」と呼ばれるものです。
BBQなどのアウトドア料理の味付けとして肉、魚、野菜など様々な食材をひと振りでおしゃれな味にすることができます。
BBQ以外の料理にも合うことから普段使いする人も多いとか。
これ一つであれば味付けが決まるので何かと荷物の多いキャンプの調味料としておすすめです。
3大スパイス
BBQスパイスを代表する3種類のスパイスがあります。
それが
- ほりにし
- 黒瀬のスパイス
- マキシマム
まずはこちらの3種を紹介します。
ほりにし

どんな食材にもマッチするオールマイティスパイス
和歌山県のアウトドアショップ「Orange」のマネージャー掘西さんが開発したオリジナルスパイスです。
料理店で修行経験がある掘西さんがBBQ料理に合う味を追求し、20種類以上のスパイスや調味料をブレンドして開発。
アウトドアショップ開発という珍しさも相まりキャンプ好きの間でSNSを通じて広まり話題に。
BBQスパイスの火付け役となった商品です。
商品名 | アウトドアスパイス 「ほりにし」 |
メーカー | Orange |
内容量 | 100g |
価格 | 842円(税込) |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
原材料
食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(原材料の一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
塩や醤油などの調和のとれた和風テイストをベースに、アクセントとして風味豊かなガーリックを追加。
他のBBQスパイスと異なる点としてはフランス料理などに使われるミルポアパウダーを配合していること。
ミルポアとは?
タマネギ、ニンジン、セロリを中心にスープやソースのベースとして使われる香味野菜の総称のこと。
ほどよくスパイシーで優しいテイストが楽しめます。
黒瀬のスパイス

万能調味料の王様
北九州にある1950年創業の鶏専門店「かしわ屋」が販売している調味料です。
鶏、豚、牛はもちろん、野菜炒めやハンバーグの味付けにもおすすめ。
知る人ぞ知る万能調味料です。
商品名 | 黒瀬のスパイス |
メーカー | 黒瀬食鳥 |
内容量 | 110g |
価格 | 650円(税込) |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
原材料
基本的には「ほりにし」と似たような材料を使っています。
ただし、ほりにしの方が材料の種類お多い模様。
こちらはシンプルな味付けな印象です。
マキシマム

中村食肉オリジナル魔法のスパイス
宮崎県で有名なお肉屋「中村食肉」の特製万能スパイスです。
ステーキなどの肉料理、スープ、炒飯、さらにドレッシングの調合まで、あらゆる料理を引きたてると評判。
昨今TVや雑誌などで取り上げられたことから一時は品薄になった人気商品です。
商品名 | マキシマム |
メーカー | 中村食品 |
内容量 | 140g |
価格 | 645円(税込) |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
原材料
「マキシマム」は「ほりにし」や「黒瀬」のスパイスとは材料がかなり異なります。
特徴的なのは洋食でよく使われるナツメグやカレーのスパイスとして使われるクミンが入っている点でしょうか。
他にもあるBBQアスパイス
先にあげた3種の他にも気になるスパイスを2種を発見しました。
今回その2種も入手したのでご紹介します。
マキシマム(ゆず味)

マキシマムのゆず味
先に紹介した「マキシマム」のゆず味です。
宮崎県産ゆずを使用。ノーマルタイプの「マキシマム」と比べ、からあげや白身魚のフライなどの揚げ物との相性が良いとのこと。
こちらはノーマルタイプと比べてまだ入手しやすいようです。

商品名 | マキシマム(ゆず味) |
メーカー | 中村食品 |
内容量 | 140g |
価格 | 648円(税込) |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
原材料
基本的には「マキシマム」と同じですが柚子粉末が入っている点が大きな違いです。
ステーキ・スパイス
佐賀県唐津市の調味料メーカー「宮島醤油」が製造しているスパイスです。
各種スパイスをバランスよくブレンド。
ステーキに限らず焼肉、から揚げ、スープ、パスタ、サラダ、炒め物など様々な料理にアクセントを加えることができます。
商品名 | ステーキ・スパイス |
メーカー | 宮島醤油 |
内容量 | 100g |
価格 | 572円(税込) |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
宮島醤油ってよく見ると
ここでお気付きの方もいるかもですが。
このステーキ・スパイスの製造者「宮島醤油」は黒瀬のスパイスの製造者と一緒なのです。

左:ステーキ・スパイス、右:黒瀬のスパイス
黒瀬のスパイスは販売者が「かしわ屋」を運営している「黒瀬食鳥」ですが。
製造者を見てみると「宮島醤油」の文字が。
どうやら黒瀬のスパイスは「宮島醤油」が委託して製造しているかもしくはOEMの商品なのかもしれません。
原材料
黒瀬のスパイスと製造元が同じとあって材料も似ている。
というよりほとんど同じ?かもしれませんね。
食べ比べ
ここから実際にBBQして食べ比べした模様をレポートしていきます。


ほりにし
まずは、ほりにしから。



黒瀬のスパイス
次は黒瀬のスパイス



マキシマム
続いてはマキシマム。



マキシマム(ゆず味)
お次はゆず味のマキシマム。



ステーキ・スパイス
最後はステーキ・スパイス。



まとめ
では最後にまとめです。
商品名 | ほりにし | 黒瀬のスパイス | マキシマム | マキシマム(ゆず味) | ステーキ・スパイス |
特徴 | ガーリックが香る | 醤油の和風テイスト | 高級感ある味わい | ゆず味は思ったより弱め | どこか洋風なテイスト |
スパイシーさ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
ガーリックのパンチ | ★★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
洋風 | ★★★ | ★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
和風 | ★ | ★★★★ | ★ | ★ | ★ |
BBQ以外に合いそうな食材 | 魚 | 鳥肉 | スープやパスタ | 揚げ物 | ステーキ |
個人的なキャンプにおすすめのスパイスランキングは以下です。
1位:マキシマム
2位:黒瀬のスパイス
3位:ほりにし
4位:ステーキ・スパイス
5位:マキシマム(ゆず味)
あくまで個人的なおすすめランキングですので参考までに。

BBQスパイスの購入の参考になれば幸いです