オールシーズン・オールウェザー対応の多機能ブランケット「オールウェザーブランケット」。アウトドアでの活動をサポートしてくれる利便性の高さから多くのキャンパーが愛用しています。そんな「オールウェザーブランケット」に後継モデル「オールウェザーブランケット2」が登場。本記事では「オールウェザーブランケット2」の魅力を前モデルとの比較やキャンプでの使い方などを交えてご紹介します。
提供:株式会社パックスコーポレーション
「オールウェザーブランケット2」とは?
オールシーズン使える多機能ブランケット「オールウェザーブランケット」の後継モデルです。アウトドアでの活動において多くのキャンパーが愛用していた高性能シートがさらにグレードアップ。キャンプや車中泊はもちろん災害時にも活躍します。
商品名 | オールウェザーブランケット2 |
メーカー希望小売価格 | 5,500円(税込み) |
使用時のサイズ | 210 X 150cm |
折りたたみ時のサイズ | 28 X 22cm |
重量 | 約535g |
保温性 | 放出された体温の最大約80%を反射 |
前モデル「オールウェザーブランケット」は廃盤に
グラバー社から販売されていた前モデル「オールウェザーブランケット」は残念ながら廃盤に。ネットショップなどではわずかに在庫があるもののプレミアム価格となっており、多くのキャンパーが困っていました。そんな中、遂に後継モデルが登場!約18か月に及ぶ開発期間を経て誕生したという「オールウェザーブランケット2」はどんな性能なのでしょうか?
前モデルとの性能比較
性能がグレードアップしたという後継モデル「オールウェザーブランケット2」。その魅力に迫るべく前モデル「オールウェザーブランケット」と比較してみました。
生地の比較
まずは生地を比較してみます。広げてみると一見同じように見えますが。
よくよく見ると質感がかなり違うようです。
さらに、生地の厚みも比較してみると前モデルに比べ
後継モデルの方が厚みがあるのが分かります。これは後継モデルとの層の違いによるもので。
前モデルでは
- オールウェザーブランケット
- プラスチックフィルム
- ポリエチレン繊維
- アルミニウム
- プラスチックフィルム
といった4層構造でしたが
- オールウェザーブランケット2
- ポリエチレンシート
- ポリエチレンフィルム
- ポリエステルメッシュシート
- ポリエチレンフィルム
- アルミ蒸着PETフィルム
と後継モデルでは使用素材も変更され5層構造に。
後継モデルではこの独自の5層構造により繰り返し使用可能な抜群の耐久性を実現しています。
引張強度の比較
軽く左右に引っ張ってみると前モデルに比べ
後継モデルは強度もありしっかりしていることが分かります。これは使用素材の変更により、引張強度が前モデルに比べ縦方向に約600N(約300% ※1)、横方向に約240N(約125% ※1)も上昇しているからだそうです。(※1;前モデル比)
裏面のアルミ素材の比較
前モデルも後継モデルも裏面はアルミ素材になっており、この面で熱を反射させることで体温を保温することができます。
前モデルはアルミニウムにプラスチックフィルムを合わせた形になっていましたが、
後継モデルはアルミ蒸着PETフィルムとなっており、光沢もあり、素材としてもかなりしっかりしている印象でした。後継モデルではこのアルミ素材により体温の最大約80%を反射、冬キャンプなどで体温の低下を防ぐことができます。
サイズの比較
使用時のサイズは前モデルと後継モデルでほとんど変わりはありませんでした。
折りたたみ時のサイズもほぼ変わりはなさそうです。
しかし、折りたたみ時では後継モデルの方が厚みがありました。生地の層が増えた分、厚みも増えたようです。
重量の比較
前モデルは重量323g。
後継モデルは重量537gとこちらの方が重いようです。生地の層が増えた分、重量も増えたようです。
折りたたみ時の厚みや重量は前モデルよりも増加しましたが、それでもコンパクトなのに変わりはなく25Lのバックパックでも余裕で入るので簡単に持ち運ぶことができます。
グロメットの比較
前モデルも後継モデルも地面への固定やポールを刺すためのグロメット(はと目)が4隅に付いています。
後継モデルでは、このグロメットの補強が片面から両面に変更され、強度もUPしました。
また、前モデルに比べ穴が大きくなっているので、色んなタイプのペグやポールを刺すことができそうです。
収納性の比較
パッケージについても前モデルよりグレードアップしました。
前モデルは単なるビニールで閉じることもできなかったのですが。
後継モデルは収納に便利なジプロックタイプに。
ただビニールに入れた状態からしっかり閉じることができる収納へとグレードアップしました。
キャンプで活躍する「オールウェザーブランケット2」の7つの使い方
ではここからはキャンプで使える「オールウェザーブランケット2」の7つの使い方をご紹介します。
1. テントのグランドシート
キャンパーの間で用途が多いのがテントの下に敷くグランドシート。「オールウェザーブランケット2」の防水性によりテントの汚れ防止や雨の際は水の侵入を防ぐことができます。
2. テントのインナーシート
こちらもキャンパーの間で用途が多いテントの中に敷くインナーシートです。特に冬キャンプの際の利用が多く、「オールウェザーブランケット2」の熱の反射性により地面の冷気を軽減することができます。
3. キャンプの荷下ろしシート
キャンプ道具を車から荷下ろしする際のシートとして使えます。大事なキャンプ道具を汚すことなく効率的に設営の準備ができます。
4. キャンプ道具を守るシート
雨からキャンプ道具を守るシートとして使うことができます。「オールウェザーブランケット2」の防水性により雨が降った際にも大事なキャンプ道具を濡らさず守ることができます。
5. 簡易的なタープ
簡易的なタープとして使うことができます。「オールウェザーブランケット2」の防水性と防風性により悪天候の際でも雨や風を防ぐことができます。
6. エマージェンシーシート
緊急時にはエマージェンシーシート(防寒用シート)として使うことができます。「オールウェザーブランケット2」の保温性によりキャンプの際に急に寒くなっても体温を保ってくれます。
7. レジャーシート
レジャーシートとして使うことができます。キャンプはもちろん、公園でのピクニックなどにも使うことができます。
追記:さらにアップグレード!
オールウェザーブランケット2ですが、ユーザーの声も元に改良された最新モデルが2023年12月に登場。さらに2つのアップグレードが施されました。
グロメットの変更
ペグやポールを通すための4隅にあるグロメットがより強度をアップ、さらに外れにくい爪付きのものに変更となりました。
補強部分と縁取り部分の素材変更
4隅にある補強部分と縁取りの部分を防水タイプに変更。これまでのモデルでは該当箇所が雨等で濡れると水が染み込んでしまいましたが、この変更により雨等で濡れてもさっと拭き取れるようになりました。
まとめ
最後にこれまで紹介したポイントをまとめてみました。
- グレードアップしたポイント
- 4層構造から5層構造になったことで厚みが増えてよりしっかりした生地に
- ※その分折りたたみ時の厚みや重量は増えたがコンパクトなのに変わりはなし
- 使用素材の変更により、引張強度が上昇
- グロメット(はと目)周りの補強を片面から両面に変更し、強度をUP
- キャンプでの使い方
- テントを守るグランドシート
- テント内の冷気を軽減するインナーシート
- 車からキャンプ道具を汚さず下ろせる荷下ろしシート
- キャンプ道具を雨から守るシート
- 風や雨を防ぐ簡易的なタープ
- 緊急時に体を保温するエマージェンシーシート
- キャンプやピックニッックに使えるレジャーシート
- 追記:最新モデルでさらにアップグレード
- グロメットの強度と外れにくさが向上
- 4隅にある補強部分と縁取りの部分を防水タイプに変更
「オールウェザーブランケット2」があればキャンプをより快適に過ごすことができそうです。キャンプ用の多目的なシートを探している、そんな方の参考になれば幸いです!