アウトドアシーンで活躍するミニテーブル「SOTO フィールドホッパー ST−630 」。軽量ミニテーブルの代名詞として人気の同ギアですが、
サイズや重量、使用感は?どれ位物を置けるの?
スノーピークのオゼンとならどちらが良い?他に類似商品はあるの?
と検討している方に向け「SOTO フィールドホッパー ST−630」の魅力を徹底解説していきます。

目次
「SOTO フィールドホッパー ST−630」とは?
ガスバーナー、ランタン、ストーブなど燃焼器具を展開するアウトドアブランド「SOTO」が登山やキャンプの際に素早くプライベートテーブルを確保することを目的にプロデュースしたミニテーブル。
バックパックのサイドポケットに収納できるほどの軽量・コンパクトなサイズ感とわずか数秒で広げることができる利便性が大きな魅力となっています。



「SOTO フィールドホッパー」スペック情報
製品名 | SOTO フィールドホッパー ST−630 |
価格 | ¥5,280(税込) |
組み立て時のサイズ | 幅29.7×縦21×高さ7.8cm |
収納時のサイズ | 幅29.7×縦11×高さ1.9cm |
重量(本体のみ) | 395g |
耐荷重 | 3kg |
材質 | アルミニウム合金、ステンレス鋼 |
付属品 | 収納ケース |
JANコード | 4953571 076300 |

「SOTO フィールドホッパー」の魅力
では、改めて「SOTO フィールドホッパー」の魅力を解説していきます。
軽量ミニテーブルという同ギアの大きさ、重量、サイズ感などを見ていきましょう。
まずは製品を確認
確認するほどの内容ではありませんが、製品としては以下の要素となっています。
①フィールドホッパー本体
・天井:物を置く部分
・スタンド:天井を支える足、4本あり
②収納ケース

重量を測ってみる
それでは重量計に乗せて測ってみましょう。
公式のスペック情報では重量は「約395g(本体のみ)」とのことですが、実際にはどうでしょうか。
本体のみ
本体のみだと「378g」でした。


収納ケース
ちなみに収納ケースは「17g」でした。
サイズを測ってみる
では続いて大きさやサイズ感を見ていきましょう。
収納時と組み立て時とそれぞれ測っていきます。
収納時のサイズ
公式のスペック情報では収納時のサイズは「幅29.7×縦11×高さ1.9cm 」とのことですが実際にはどうでしょうか。
収納時の横のサイズ
公式スペック情報によると収納時の横のサイズは「29.7cm」でしたがちょうど「29.7cm」といったところでしょうか。
こちらは公式スペック情報通りですね。
なお、サイズ感も分かりやすように「500ml」のペットボトルも並べて置いています。
収納時の縦のサイズ
公式スペック情報によると収納時の縦のサイズは「11cm」でしたが、測って見たところちょうど「11cm」というところでしょうか。
こちらも公式スペック情報通りですね。
収納時の高さのサイズ
公式スペック情報によると高さのサイズは「1.9cm」でしたが、測って見たところちょうど「1.9cm」でした。
こちらもスペック情報通りですね。
収納時の手に持ったサイズ感
収納時の手に持ったサイズ感はこんな感じ。簡単に片手で持てる大きさです。

サイドポケットにも入るサイズ
収納された状態ですとバックパックのサイドポケットに収まるサイズです。



組み立て時のサイズ
では続いて組み立てた状態でのサイズを測ってみます。
公式のスペック情報では収納時のサイズは「幅29.7×縦21×高さ7.8cm」とのことですが実際にはどうでしょうか。
組み立て時の横のサイズ
公式スペック情報によると組み立て時の横のサイズは「29.7cm」でしたが、ちょう ど「29.7cm」といったところでしょうか。

組み立て時の縦のサイズ
公式スペック情報によると組み立て時の縦のサイズは「21cm」でしたが、ちょうど「21cm」といったところでしょうか。
こちらも公式スペック情報通りですね。
組み立て時の高さのサイズ
公式スペック情報によると組み立て時の高さのサイズは「7.8cm」でしたが、ちょうど「7.8cm」といったところでしょうか。
全て公式スペック情報通りですね!
組み立て時の手に持ったサイズ感
組み立てた状態でも片手で簡単に持つことができます。
コンパクトさが大きな魅力ですが、とはいえ複数人でのキャンプのメインテーブルには不向きなので、あくまでソロキャンプ向きと言えそうです。



使い方を解説
では続いて「SOTO フィールドホッパー」の使い方を解説します。
組み立て方や実際の使用感などを見ていきましょう。
組み立て方法
組み立てといってもほとんどやることはありません。
閉じている状態の本体を。
ただ開くだけ。
開くと4本のスタンドが飛び出すこのギミックにより。
わずかワンアクション1秒で組み立てることができます。
この利便性が「SOTO フィールドホッパー」の最大の魅力と言えます。
収納方法
収納方法も簡単で折り畳んだら飛びでているスタンドを内側に押すことで。
わずか2秒ほどで収納できることができます。
実際に物を置いてみる
実際の使用感を計るためキャンプ用食器類などを置いてみました。
一人用キャンプなら問題なく物が置けますね。
ただ、スタンドが細いので、凹凸のある地面や柔らかい砂地などで使うのは不向きかもしれません。

他にもボトルやバーナーなど出きり限りの物を置いてみましたが意外と物を置くことができますね!

落下防止加工もあり
天井で箸などが落下しないようストッパーの役割がある落下防止加工もされています。
こういった細かい気配りが素敵な製品ですね!
使用時の注意点
利便性が高いことが魅力の「SOTO フィールドホッパー」ですが、実は使用時にはいくつか注意点があります。
高さがないのでハイスタイルに不向き
前述した通り組み立て時の高さは「7.8cm」しかないので、「フィールドホッパー」をメインで使う場合は、座高が高いハイチェアは不向き。例えば、ヘリノックスのような背の低いローチェアでのロースタイルがおすすめです。

高温の鋳物系は置けない

StockSnap / Pixabay
熱したダッチオーブンやスキレットなどの鋳物系を置くことはできません。
少し熱したクッカーやバーナーなどは置いても大丈夫ですが、高温の鋳物系を置いてしまうと熱で形状が変形してまうので注意が必要です。

天井は固定できない
「フィールドホッパー」は 開いた状態でのロック機能がなく天井部分が固定できないので、開いた状態で持つと天井が「くの字」になってしまいます。
ですので、物を置いた状態で持ち運ぶと落下してしまうので注意が必要です。
固定できる方法もある
「不用意に持ちあげてしまうと天板の上に置いてある物が落下してまうので固定したい」、という方もいるようですが。
実はピンペグを使うことで天井を固定できる方法があります。
ピンペグを裏面に差し込むことで中折れ防止になり、天井をロックすることができるようです。
持ち上げても「くの字」に曲がらないようになりました。
「スノーピーク オゼン ライト」との比較
「SOTO フィールドホッパー」ですが、同じくアウトドアブランドであるスノーピークのミニテーブル「スノーピーク オゼン ライト SLV-171」と比較されることが良くあるようです。
「オゼン」との比較表
両ギアともに形状やサイズ感も似ていますがスペックなどを比較してみましょう。
比較表
製品名 | SOTO フィールドホッパー ST−630 | スノーピーク オゼン ライト SLV-171 |
商品画像 | ||
価格 | ¥5,184(税込) | ¥5,238(税込) |
組み立て時のサイズ | 幅29.7×縦21×高さ7.8cm | 幅29.7×縦21×高さ8.5cm |
収納時のサイズ | 幅29.7×縦11×高さ1.9cm | 幅29.7×縦21×高さ2.5cm |
重量(本体のみ) | 395g | 270g |
耐荷重 | アルミニウム合金、ステンレス鋼 | アルミニウム合金、ステンレス鋼 |
付属品 | 収納ケース | 週報ケース |
天井の固定 | 固定されない | 固定される |
組み立て時間 | 1秒 | 3分 |
購入場所 | 購入はこちら>> | 購入はこちら>> |
比較の要約
比較内容を要約すると
- 価格は「SOTO フィールドホッパー」の方が「54円」だけ安い
- 重さは「スノーピーク オゼン ライト」の方が「125g」軽い
- 使用時の高さは「スノーピーク オゼン ライト」の方が「0.8cm」高い
- 天井は「スノーピーク オゼン ライト」は固定されている
- 組み立ては「SOTO フィールドホッパー」の方が簡単
どちらも素晴らしいギアなので悩むところです。
「SOTO フィールドホッパー」限定のカラー&Lサイズ
「SOTO フィールドホッパー」には秋冬限定のカラーとクッションカバーも発売されています。
3色の限定カラー
限定カラーは以下の3種類が発売されています。
- ブラウン
- ゴールド
- ブルー
ただ、こちらの限定カラーは「2016年秋冬限定」なので既に販売は終了しているようですね。
3色以外のカラーも
3色以外のカラーでは、マッドブラックが登場しています。

Lサイズ
「フィールドホッパー」をさらに大きした「フィールドホッパーL」も登場しました。
ゆったり広々使える A3サイズ。
ワンアクション開閉もそのままです。
「フィールドホッパーL」スペック情報
製品名 | フィールドホッパーL ST−631 |
価格 | ¥9,500(税別) |
重量 | 約1.2kg |
耐荷重 | 20kg |
使用時 | 幅420×奥行297×高さ110mm |
収納時 | 幅420×奥行155×高さ30mm |
材質 | 天板:アルミニウム、スタンド:ステンレス、専用収納ケース本体・ひも:ナイロン、ひも留め:樹脂 |
公式サイト | 公式式サイトはこちら>> |
「SOTO フィールドホッパー」類似商品
「フィールドホッパー」とよく似た安価なミニテーブルの類似商品がAMAZONなどには多数販売されているようですが、その一部を紹介したいと思います。
おすすめの類似商品
商品名 | QVONTON (キュワントン) ポップアップソロテーブル | FLYFLYGO ミニテーブル | HaoSheng ミニテーブル |
メーカー | QVONTON | FLYFLYGO | FLYFLYGO |
価格 | ¥1,880(税込) | ¥1,780(税込) | ¥1,699(税込) |
組み立てサイズ | 横34.4×縦24.7×高さ10.4cm | 横35×縦25×高さ10cm | 横35×縦25×高さ10.7cm |
収納サイズ | 横37.5×縦14cm | 横39×縦15cm | 横約38.5×縦16.5cm |
重量 | 373g | 400g | 481g |
荷重量 | 約10kg | 約10kg | 約10kg |
材質 | アルミ、ステンレス | アルミ、ステンレス | アルミニウム合金 |
収納ケース有無 | 有り | 有り | 有り |
組み立てまでのステップ | 4ステップ | 4ステップ | 4ステップ |
売り場 | この商品を買う | この商品を買う | この商品を買う |
類似商品の共通項
類似商品を比べてみたところ
step
1天井を合わせる
step
2部品を収納ケースから出し並べる
step
3スタンドをつける
step
4もう片方のスタンドもつける
と4ステップかかるのはだいたい共通ですね。
このことからもワンアクション1秒で組み立てることができる「フィールドホッパー」の利便性の高さが分かるかと思います。
また、安価なギアは壊れやすい、というデメリットもあるので、頻繁にミニテーブルを使う機会が多いようならばできれば「フィールドホッパー」のようなしっかりした商品を買うことをおすすめします。

まとめ
最後にこれまで解説したポイントを改めてまとめてみました。
- 軽量で重さ378g(公式は395g)
- 収納時もA4サイズと半分とコンパクト
- バックパックのサイドポケットにも入るサイズ
- 組み立て時はワンアクション1秒、折りたたみもわずか2秒
- クッカーやバナーなど物は十分に置ける
- あくまでソロキャンプかサイドテーブル向き
- ハイスタイルよりロースタイル向き
- 高温の調理器具は置けない
- 天井はピンペグで固定できる
- 「スノーピーク オゼン」よりは重いが展開が楽
- おしゃれな限定カラーもあり
- 安価な類似商品を買う場合は利用頻度次第
これをみる限り「SOTO フィールドホッパー」は価格に見合う以上の素晴らしい製品ではないでしょうか。
今回紹介した「SOTO フィールドホッパー」のような素晴らしいキャンプギアに出会うことで皆様のキャンプライフがさらに楽しいものになれば幸いです。

