バックパックでの移動となる徒歩でのソロキャンプで沢山の荷物を運べる容量60Lのバックパックの詰め方を解説します。
ソロキャンプを快適にするための道具類
バックパックで赴くソロキャンプは持ち運ぶ道具の量が限られているため最低限の荷物にしたいところ。だけどせっかくのキャンプならばできるだけ楽しく快適に過ごしたいですよね。
そこでいかに快適性を犠牲にせずソロキャンプを楽しめるかと筆者が集めた道具類がこちらになります。
この道具類の詳細はこちらで紹介しています
ソロキャンプ道具一式おすすめ66選|総費用の値段もご紹介
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これだけの道具類があればバックパックのソロキャンプでも快適かつさらに楽しく過ごすことができます。
ソロキャンプにおすすめな60Lバックパック
道具を多いと必然的にバックパックの容量も大きくなります。沢山の道具類を収納するには60Lの容量は欲しいところ。そこでおすすめなのがこちら、チャムス「チャムス グラフトン60 バックパック」です。
おしゃれなデザイン性と高い機能性を併せ持ったバックパックで、上記の道具類を全てをこのザックに収納できます。
小物類を収納できるポケットが豊富でレインカバーも付属。外付けスタイルもできるなど汎用性の高いモデルです
バックパックへの詰め方
先に紹介した道具類が本当に全てザックに収納できるかどうか疑問に思う方もいるかもしれませんね。
そこで実際にパッキングした詰め方もご紹介します。
なお、詰め方のコツとして以下を意識しています。
- キャンプ場に到着してから使うタイミングが早いものは出しやすいようできるだけザックの上部へいれる
- 重心を安定させるためできるだけ重いものを背中側へ入れる
本格的な「登山」のパッキングではなくあくまで「徒歩キャンプ」を目的とした自己流なのでご注意ください
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1インナーシートをザックの背中側に入れる
まず最初はインナーシートをザックの背中側の網に入れます。
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2ジャケットや着替えをドライサックへ入れる
次にジェケットや着替えはドライサックに入れ、圧縮してサイズを小さくします。
ロールアップで圧縮できます。
ポンチョとダウンジャケットは後で入れます。
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3ドライサックをザックの底へ入れる
使う頻度が一番低いジャケットや着替えはザックの底へ入れます。
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4インフレーターマットをザックの底へ入れる
インフレーターマットをザックの底にあるドライサックの横へ入れます。
寝具全般は本来この後に入れますが、ザックの衝撃を和らげるかつ隙間を埋める大きさとしてちょうどいいインフレーターマットはこのタイミングで入れてしまいます。
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5クッカーやメスティンをザックに入れる
クッカーへバナーなどをスタッキングします。
次にメスティンへ収納するギアもスタッキングします。
使用タイミングが遅いクッカーとメスティンをザックに入れます。
比較的重いメスティンは背中側へ入れます。
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6シンクや水筒をザックに入れる
シンクや水筒など軽いものをザックの表側にある網に入れます。
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7焚き火ギアをザックに入れる
焚き火ギアを収納ポーチへ入れます。
使用タイミングが遅い焚き火ギアや斧を入れます。
焚き火台は軽いので表側の網に入れます。
焚き火ツールは後で入れます
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8寝具類をザックに入れる
インナーシートやピロー、湯たんぽ、ダウンジャケットなど柔らかいものを隙間に押し込み比較的重いシュラフを背中側へ入れます。
スペース確保のためダウンシュラフをコンプレッションバッグで圧縮している方が多く見られますが、ものによってはスタッフサックですでに圧縮されたシュラフをさらに圧縮すると中のダウンが潰れてしまい保温性低下する恐れがあるそうです。気になる方は圧縮する前にメーカーや購入の際に店員さんへ確認しましょう。
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9リビングに置くギアとランタンスタンドをザックに入れる
チェアとランタンスタンドを入れます。テーブルは軽いので表側の網に入れます。
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10タープ、テントをザックの上部に入れる
設営ですぐ使うテント、タープはザックの上部に入れます。
ポールは後で入れます。
ペグハンマーとフットプリンはトップポケット内側の網に入れます。
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11ソフトクーラーをザックの一番上入れる
保冷剤が溶けにくいようにソフトクーラーを一番上に入れます。
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12ライティング系ギアとポンチョをザックに入れる
ライティングギアやその他細々したものをトップポケットへ入れます。
ポンチョは急な雨でもすぐ着れるようトップポケットに入れます。
これでザック内部への収納は完了です。
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13ポールをザックに外付けする
テントポールはサイドポケットへ入れ外付けします。
タープポールは本来はピッケを付けるホルダーへ取り付けます。
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14ブランケット、インナーマットをザックに外付けする
ブランケットと焚き火ツールを合わせたインナーマットを外付けします。
中に入れないクローズドセルタイムのマットなどは外付けするのがおすすめです
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15サンダルをザックのフロントポケットに入れる
フロントポケットにサンダルを入れます。
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16最後にマグカップとシェラカップをザックに外付け
最後にマグカップとシェラカップをカラビナで取り付けします。
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17パッキング完了
これでパッキング完了です。
道具類を並べた状態ではかなり物が多く見えたので筆者自身も本当に入るのか?と思いましたが、問題なくしっかりと収まりました。
重さに約12kgほどですが慣れてしまえば問題なく背負えるレベルです。
ザックが重くて背負えない場合は?
ザックが重くて背負えないという方にはキャリーカートと
CHUMS「ブービー マルチハードケース L」がおすすです。
このマルチケースに比較的重い道具やかさばる物などを入れて。
カートに乗せザックと荷物を分けて運べばで楽に移動できます。
ちなみに100均で売っているようなマジックテープでケースをカートに固定すると安定感が増してより楽に運ぶことができます。
最後に
ここに紹介したのはバックパックで移動する徒歩キャンプを想定したものになります。
車やバイク、自電車など移動手段によって持ち運べるキャンプ道具の量も異なりますのでご自身のスタイルにあった運び方をチョイスしてみてください。
この記事がバックパックでソロキャンプに挑戦する方の参考になれば幸いです!