ZANE ARTS(ゼインアーツ)のランタンハンガー「コズハンガー」をレビュー。各方面で大きな話題となるアイテムを次々と展開するブランド、ゼインアーツが2021年の新製品として展開した画期的なランタンハンガーの魅力をご紹介します。
コズハンガーとは?

革新的なプロダクトを展開するブランド「ZANE ARTS」が開発・販売している完全固定式のラタンハンガーです。
安定感抜群&安心設計

従来の巻き付けてセットするタイプは、ランタンの荷重でポールに固定する仕組みでしたが、この「コズハンガー」はランタンの荷重に関係なく、ポール自体にハンガーを完全固定できる安定感抜群の優れもの。


設計面では
- ポールにしっかりと固定できるシリコーンバンド
- ポールを傷付けない樹脂製ホルダー
- ホルダーの変形を抑制する内蔵金属プレート
としっかり固定できる機能に加え、取り付けるポールもハンガー自体も傷つけない安心設計も大きな魅力です。
サイズは2つ
コズハンガーには30と32の2つのサイズがあります。


コズハンガー30
サイズの違いは単純に対応できるポールの直径サイズです。ゼインアーツのテントなどでは以下に対応してます。
- コズハンガー30
- 対応ポール:φ30mm
- 対応製品:ゼク―M、ギギ1、ギギ2
- コズハンガー32
- 対応ポール:φ32mm
- 対応製品:ゼク―L、ゲウ
ゼインアーツ以外で使える製品一覧
もちろんゼインアーツ以外のブランドのテントやタープのポールにも対応してます。
主な対応製品は以下です。
| コズハンガー30に対応 | ||
| 種類 | ブランド | 製品名 |
| テント | ogawa | タッソ |
| タッソT/C | ||
| ツインピルツフォークL | ||
| ツインピルツフォークLT/C | ||
| アテリーザ | ||
| グロッケ8 | ||
| ピルツ9-DX | ||
| Coleman | ウェザーマスター 4S T.P.クレスト | |
| Snow Peak | グランベルク M | |
| グランベルク L | ||
| タープ | ウイングポール | |
| NEUTRAL OUTDOOR | TCタープ | |
| GEタープ | ||
| コズハンガー32に対応 | ||
| 種類 | ブランド | 製品名 |
| テント | ogawa | ピルツ12 |
| ピルツ12 T/C | ||
| ピルツ15 T/C | ||
| ピルツ19 | ||
| グロッケ12 | ||
| グロッケ12 T/C | ||
| Snow Peak | スピアヘッドM | |
| tent-Mark DESIGNS | サーカスTC | |
| サーカスST DX | ||
| サーカスTC | ||
| サーカスTC DX | ||
| サーカス440 | ||
| SABBATICAL | モーニンググローリーTC | |
| スカイパイロットTC | ||
| マリボサ M | ||
| マリボサ L | ||
| タープ | ルピネ M | |
| ルピネ L | ||
対応サイズより小さいポールで使うと固定できない可能性あるのであらかじめポールの直径サイズは確認しましょう
実際に使ってみた

実際にタープのポールに取り付けてみました。
取り付け手順
step
1シリコーンバンドを開く

金属のナットをあらかじめ緩めた状態でまずはシリコーンバンドを開きます。金属プレートとシリコーンバンドは連動しているので一緒に開きます。
step
2ポールにホルダーをセットする

ポールにホルダーをセットします。
step
3金属プレートを閉じる

金属プレートを閉じて、ナットを締めます。この時はまだ固定されていないので注意してください。
step
4シリコーンバンドをポールに巻きつける

最後にシリコーンバンドをポールに巻きつけツメに引っ掛けます。
step
5取り付け完了

これで取り付け完了です。ここまでわずか1分ほどあっという間に取り付けできました。
ランタンを吊る下げ

ベアボーンズ「ビーコンライトLED」を吊り下げてみました。従来の巻き付けてセットするタイプと比べてもおしゃれかつ安定感は相当高いです。

ハンガーに不意に接触しても、ポールから外れて脱落することもないそうです。また、耐荷重は2kgもあるので大抵のLEDランタンなら吊り下げできるようです。
最後に
以上がゼインアーツ「コズハンガー」のレビューとなります。
従来の巻き付けてセットするタイプはランタンが軽すぎるとずり落ちたり、ぶつかると落下してしまうので。大事なランタンはあまり吊り下げしたくなったのですが、完全固定式の「コズハンガー」だと安心して吊り下げることができそうです。
ただし、ガソリンランタンなどの燃料式ランタンだとサイズや燃料の量によっては耐荷重2kgを超えてしまう可能性もあるので、LEDランタンだけを吊り下げた方が無難かもしれません。
この記事が購入の際の参考になれば幸いです!
