蓋を赤色に耐熱塗装したメスティン。
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せっかくなので本体を研磨剤ピカールを使い鏡面加工してみました。
その模様をレポートします。
鏡面磨きとは?
鏡面磨きとは研磨剤を使い金属の表面を磨き込んで加工することです。根気強く磨くことで金属の表面をまさに鏡のように反射させることができます。
お酢では除去しきれない焦げ付きも取れる
メスティンの掃除はお酢を使うのが有名ですが
すすや吹きこぼれなどの焦げ付きはお酢では除去しきれません。
そこで研磨剤を使って研磨することで「鏡面加工」することでこれらの焦げ付きを完全に除去しさらに光沢も出すことができます。
研磨のために用意するもの
- 布
- 新聞紙
- 軍手
- 耐水ペーパー
- 研磨剤「ピカール液」
- あて木
布はかなりの量を消耗するので余分にあるといいです。タオル2枚分くらいがおすすめ。
研磨剤は金属磨きでお馴染の日本磨料工業株式会社製の「ピカール液」です。
あて木は必須ではないですがあれば便利
研磨前の事前準備
研磨の前にいくつか準備が必要です。
油分を落とす
研磨する前に油分を落とすため中性洗剤で洗います。
洗ったら布で水分を拭き取り乾燥させます。
耐水ペーパーにかける
乾燥したら耐水ペーパーで表面を磨いていきます。
アルミの粉が床や手につかないよう新聞紙を敷いて、軍手をはめます。
耐水ペーパーは最初番手の粗いものからはじめ、3枚に渡り徐々に細かい番手に以降して磨いていきます。
全体に傷がついたら完了です。
研磨剤で磨く
事前準備が完了したら研磨剤で磨いていきます。
研磨剤は開ける前によく振ります。
布に適量をつけて表面を磨いていきます。
この時あて木を使うことで簡単かつ綺麗に磨くことができます。
布にはこのように磨かれた汚れがつきます。
ある程度汚れがついた汚れてない布の箇所に研磨剤をつけひたすら磨きます。

大分磨けきましたが、耐水ペーパーでつけた傷が目立つのでまだ磨きます。

かなり光沢がでてきました。
まだ磨くことでもっと鏡面するようですが

乾いた布で全体を拭き取り。最後に中性洗剤で洗って終わりです。
失敗した点について
実は今回メスティンの本体の内部も磨きこうとしたのですが。
前述した通り、研磨はかなり根気のいる作業なので内部まで磨くのはかなり至難の技でした。
よく考えたら研磨剤を内部につけると匂いがついたり衛生上よくないですし。。
どうせ内部はすぐ汚れるので研磨する必要はなかったです。

鏡面加工完成
鏡面加工の完成です。
加工前
加工後
加工前
加工後
加工前と後で比べると焦げ付きは完全に除去されが綺麗になっているのが分かります。
最後に
今回の加工に関しては工程として2時間ほどでした。
なお、費用は以下でした。
- 研磨剤「ピカール液」:362円
- 布:110円
- 耐水ペーパー:110円
- 新聞&軍手:家にあったので無料
- あて木:家にあった薪を加工したので無料
合計で582円ほど。
「メスティン」の鏡面加工を検討している方の参考なれば幸いです!