「これが1,100円でいいの!?」とキャンパーの間で話題のダイソー「キャンプマルチグリドル」。コスパに優れてたギアといわれていますが、性能は?本当に焦げ付かないの?などの疑問に答えるべくこの価格破壊のギアのレビューをお届けします。
ダイソー「キャンプマルチグリドル」とは?

100円均一ダイソーから販売された「マルチグリドル」です。「マルチグリドル」はキャンプ用の調理器具として人気で
- 熱伝導が抜群に高い
- キャンプに映えるスタイリッシュなデザイン
- 薄く軽いので持ち運びが楽
- シーズニング不要ですぐ使える
- 焦げ付きくくてお手入れが簡単
といった点が特徴。そんな「マルチグリドル」を100円均一のダイソーが「キャンプマルチグリドル」として販売。「ダイソグリドル」の愛称でキャンパーの間で話題となっています。
価格は驚きの1,100円

100円均一のダイソーから販売されていますが、さずがに価格は100円ではなく、1,100円(税込)となっています。ただ、「マルチグリドル」は各メーカーでさまざまなものが販売されており、高いものでも8,000円ほど、安くても2,000円ほどになりますのでダイソーの「キャンプマルチグリドル」はかなりリーズナブルな価格かと思います。
使えるのはガスコンロのみ

「マルチグリドル」はIH対応なものが多いのですが、ダイソーの「キャンプマルチグリドル」はIHは使用不可となります。その他のヒーター系はNGで基本ガズコンロのみとなるので注意が必要です。
主な注意点

その他、主な注意点としては
- 食器用洗剤や水につけ置きしない
- 異種金属と接触させた状態で保管しない
- 長時間料理保存しない
- サイズにあったガスコンロを使う
- タワシやクレンザーはNG
- オーブン、電子レンジはNG
- 食洗機や食器乾燥機はNG
- 金属製のヘラなどの調理器具はNG
- 空焚きNG
- 酸性・アルカリ性のものをいれるのはNG
- スートブの上での使用NG
などなどがあるようです。
しっかりした作りで手のひらに乗るサイズ感
使用する前に製品の全容を確認してみました。


作りは思った以上にしっかりしている印象です。見ただけフッ素加工でしっかりコーティングされているのもわかります。

手のひらにも簡単に乗せることができるサイズ感、重量感でした。
キャンプ用ガスコンロとの相性
キャンプ用のガスコンロとしては

イワタニの「タフまる」のような大きいサイズのコンロでもぴったり。「タフまる」の場合、五徳がちょうどくらいに収まり安定感も抜群でした。

SOTOのシングルバーナー「ST-310」もぴったりなサイズ感。ただ、「タフまる」に比べると五徳が少し合わないですが気になる程度ではなかったです。

スノーピークの「ギガパワーマイクロマックスウルトラライト」のような軽量シングルガスバーナにも乗せることができました。ただ、五徳が合わないので安定感に欠けるので使用時には注意が必要そうです。

なお、個人的にはカスタムした「ST-310」の見た目とマッチしたので、キャンプではこの形で使用しようと思いました。
実際にキャンプで使ってみた
実際にキャンプで使用してみました。

「ST-310」で熱しながら焼き鳥を焼いたり

ステーキを焼いてそこにBBQスパイスをかけたりとサクッと色々なものが焼けて便利でした。
熱伝導率もいいので短時間で焼きあがるのも◎。使用後は油汚れはつきましたが全く焦げ付かずウェットティッシュだけだ汚れを落とすことができました。キャンプにおいてはとても使い勝手が良い、というのが正直な感想です。
ソロキャンプならこれ一つで十分
サイズとしてはソロキャンプやデュオキャンプに向きですが、ソロキャンプでの焼き系調理なら確実にこれ一つで十分といえそうです。価格が安い分IH非対応など制限もありますが、使い勝手の良さと価格が安い反面、使用頻度などを気にせずガシガシとキャンプで使えるので逆にそこが魅力になるかなと思いました。
これまでいくつか鉄板系調理器具をキャンプで使ってきましたが今後は即戦力となるギアとなりそうです。