冬キャンプの焚き火で暖かく活躍するギア、YOLER「大型風防板(ウインドスクリーン)」をご紹介します。
YOLER「大型風防板」とは?

焚き火などで使う折り畳み式のウインドスクリーンです。風の影響で焚き火の火力をうまくコントロールできない時に活躍します。
また、キャンプサイトのプライベートを確保できる目隠しの役割や、リフレクターとして焚き火の熱を反射させて暖かい空間を作ることもできます。サイズは横120cmが固定で、縦は40cm(S)、50cm(M)、60cm(XL)、70cm(XXL)の4サイズが展開されています。

筆者は目隠しの役割を強めたかったので縦の最大サイズ70cm(XXL)を購入しました。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | 大型風除板 高さ70cm XXL |
ブランド | YOLER |
材質 | 亜鉛メッキ鋼板 |
サイズ | 120 x 70cmk |
製品紹介
ここからは実際の製品を開封してご紹介します。
開封

商品は緩衝材に包装されて到着。

収納袋に収められ綺麗な状態でした。

収納袋の中にはスクリーンの他に付属品もセットで入っていました。

付属の説明書によるとセット内容はこちら。
付属品
付属品についてです。
ペグ

スクリーンを地面に固定するためのペグです。ペグも専用の収納袋に収納されていました。

ペグは4本付属されていました。ただ、かなり細いペグなので地面によっては刺さらない可能性がありそうです。
Oリング

ペグでスクリーンを地面に固定する際に使うOリングです。スクリーン同士を連携して拡張する際にも使うことができます。

スクリーンの上部に2つ、下部に8つの穴がありここのOリングをはめることができます。
耐水ペーパー

スクリーンを磨くための耐水ペーパーです。スクリーンは鋼板を加工しているため、節々が尖っていたり、バリがある可能性があります。その場合は、付属の耐水ペーパーを使い磨くことで滑らかにすることができます。

なお、一部口コミには「バリがひどい」といった声も見られましたが、筆者の場合はバリなどはなく、きれいな状態でした。
特徴
製品の特徴についてです。

このスクリーンは8枚の銅板を連携しているため薄く折り畳み可能。持ち運びや保管の際にも場所をとりません。

また、素材には亜鉛メッキ鋼板を採用。水に強く、耐食性も高いため長い年月使うことができます。さらに、加工の際の冷却時に亜鉛が結晶化することで現れる独特の花紋模様も大きな特徴です。
冬キャンプでの利用してみた
実際に冬キャンプで利用してみました。

利用した時期は2月です。

なお、Oリングを使いペグダウンしてスクリーンを固定しています。

このキャンプ場は地面に石が埋まっており、付属のペグでは刺さらなかったので別のペグを使用しました。

日が暮れ出したので焚き火開始です。

せっかくなので外部センサーと本体、2ヵ所の温度を測定できる温度計をつかって焚き火から離れたところと、焚き火とスクリーン前の温度を測ってみます。

焚き火から離れたところの温度は9℃、スクリーンの焚き火前の温度は23℃。

焚き火から離れたところはさらに温度が下がり8℃、一方、スクリーンと焚き火前の温度は27℃まで上昇。

最終的にはスクリーンと焚き火前の温度は29℃まで上昇しました。

ここまでくると少し暑いくらいでした。
最後に
焚き火は冬キャンプの醍醐味ですが、風が強かったり冷え込む夜は、なかなか焚き火で暖かさを感じられないこともありますよね。そんな時こそ、このYOLER「大型風防板」の出番です。
風や冷気を遮ることで、焚き火の熱が逃げにくくなり、少ない薪でもしっかりと暖をとることができます。この風防板のおかげで、筆者は寒い冬のキャンプで効率よく暖かく過ごすことができました。
これからの冬キャンプは、ぜひこのYOLER「大型風防板(ウィンドスクリーン)」を焚き火のお供に加えてみませんか。きっと、焚き火を囲む時間がもっと快適で心地よいものになると思いますよ。