冬キャンプ用の石油ストーブや薪ストーブと合わせてテント内での一酸化炭素の発生をアラートしてくれる一酸化炭素警報機を探している方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたい一酸化炭素警報機 DODの「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」を徹底レビュー!
実際に警報機を使った冬キャンプの模様もレポートしています。
注意
「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」とは?
キャンプ用品ブランド「DOD」から販売されているキャンプ専用の一酸化炭素警報機です。
小型のボディに高感度の日本製センサーを搭載。
雨の多い日本のキャンプシーンを想定し、湿度の高い環境でも安定した検知ができるよう設計されています。
希望小売価格 | オープン価格 |
サイズ | 約W46×H72×D15mm |
重量 | 約50g |
電源 | CR2032×2個 |
カラー | シルバー |
公式サイト | 公式サイトはこちら>> |
現在はシルバーカラーは販売終了となっており、ブラックカラーのみの販売となっています。
おすすめポイント
一酸化炭素警報機というのは冬キャンプ時の燃焼系暖房を使う際に昔から重宝されてきました。
しかし「キャンプ専用」というものはなく、アウトドアで用いる際にありがちなこととして。
- サイズが大きくて持ち運びにくい
- テントに吊り下げにくいから置く場所に困る
- 警報がすぐに鳴って落ち着かない
という困りごとがありましたがこのアイテムはそれらを解消した警報機なのです。
「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」のレビュー
ではここからは実際に商品をレビューしていきます。
開封レポート
まずは配送されたタイミングから開封までの模様です。
配送はこのような箱で届きます。
箱を開けるとこんな感じで包装されています。
説明書を取ると本体がこのようにおさまっています。
包装箱には以下が入っていました。
- 本体
- 説明書
- 簡易的な説明書(タグ)
説明書のサイズも小さく文字が小さいです。
説明書の中身です。
本体には説明書の中で特に大事な内容を要約が記載されたタグがついてます。
要約をさらに要約すると大事なポイントは以下です。
- 電源は長押しでつける。3分経つと「ピー」と音がなるので測定が始まる
- 数値が200以上になるとアラートが鳴る。それ以上は段階的にアラートが鳴る
- 数値が200以上でて2〜3時間過ごすと頭痛がするレベル。1600を超えると2時間で致死する
- 内臓センサーの寿命は約5年。5年経過したら買い換える
内容物に関しては以上になります。
本体のサイズ感
従来の警報機の「サイズが大きくて持ち運びにくい」という課題を解決したという「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」ですがサイズ感を見てみました。
本体の重量を計ってみたところ「48g」でした。
500mlのペットボトルと並べるとこんな感じです。
手のひらに収まるコンパクト性。
まさにアウトドア向けな警報機といえそうです。
使用方法
「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」を使用方法をみていきます。
電源を入れる
電池はすでに2個入っているのでこのまま使えます。
電池の蓋は10円玉などの硬貨を使うと開けやすいです。
まずは電源ボタンを長押し。すると「CAL」と表示されます。
3分経過すると数値が表示され測定が開始されます。電源を切ると時も同じようにボタンを長押しするだけです。
仕様方法はシンプルで簡単でした。
冬キャンプで「一酸化炭素チェッカー2」を使ってみた
実際に冬キャンプの暖房として使った石油ストーブで試してみました。
試したストーブはトヨトミの石油ストーブ「レインボーストーブ」。
「レインボーストーブ」についてはこちら
トヨトミ「レインボーストーブ」をレビュー|収納ケースや冬キャンプにおすすめな理由について徹底解説!
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試した時期は12月下旬、テントはDODの「カマボコテントミニ」。
所謂2ルームテントのリビング部分に石油ストーブを置いたレイアウトです。
夜になり冷えてきたので石油ストーブを点火。チェッカーは近くに吊るしてあります。
なおこの時カマボコテントミニは4箇所のベンチレーション以外は閉めた状態です。
危険かと思いましたがカマボコテントミニはこの4つのベンチレーションのおかげで通気性抜群とのことなので他は閉めました(夜は入り口などを開けておくと寒いので)。
1時間ほど経過してから近くに吊るしたチェッカーを見てみると。
まったく数値が上がっていませんでした。
もしかしたらチェッカーのセンサーが反応していないかも?と思い他の熱源に近づけてみると。
固形燃料でメスティンの飯盒をしている上に近づけると数値は上がりました。
センサーが反応していないわけではなそうです。
そのあともストーブはつけ続けましたが2時間ほど経過しても数値に変化がなかったです。
そのまま就寝時まで暖かく快適に過ごすことができました。
この時の石油ストーブを使った模様はこちら
DOD「カマボコテントミニ」で石油ストーブは使えるか?冬キャンプで徹底レポート
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最後に
通気性がいいとはいえベンチレーションだけ開けた状態の使用は不安でしたが「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」のおかげで安心して石油ストーブを使うことできました。
とはいえ、基本的には締め切ったテント内で石油ストーブ使用は推奨はされていません。
今回はチェッカーの数値が上がりませんでしたが定期的に入り口を開けて換気はしていましたし、就寝時には石油ストーブは消して寝ました。
チェッカーがあるからと気をぬかずに最悪の自体を避けるべく念には念を入れることが大切。