冬キャンプで人気の石油ストーブ、トヨトミ「レインボーストーブ(トヨトミレインボー)」を簡単により暖かくする方法としておすすめな「ストーブファン」。本記事ではそんな「ストーブファン」のなかでも「レインボーストーブ」におすすめしたい「ストーブファン」をご紹介しています。
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「ストーブファン」とは?
石油ストーブや薪ストーブから発する熱した空気を循環させる装置のことです。
電池不要でファンが回る
「ストーブファン」は台座部分にある特殊な電子部品を利用しストーブの熱を使った熱電発電によりファンが回る仕組みです。ですので電池などは不要。エコな装置なので「エコファン」とも呼ばれています。
「ストーブファン」を使うことで暖房効果がアップ
トヨトミ「レインボーストーブ」のような「対流型ストーブ」は熱した空気を上昇させて対流を起こすことで空間全体を暖めるストーブなのですが、冬キャンプの場合、テントの隙間から入る冷気の影響もあり、上昇した空気が循環せずテント内全体が効率良く暖まらない場合があります。
そこで「ストーブファン」の登場です。天板に設置した「ストーブファン」の回転するファンにより熱した空気を前へ送り出すことで、暖かい空気をテント内へ循環。石油ストーブの暖房効果をアップさせることができるのです。
値段がピンキリな「ストーブファン」
「レインボーストーブ」用にと「ストーブファン」をネットで探したところ値段がかなりピンキリでした。高いものだと1万5千円以上、安いものだと2千円ほど。
安すぎると「ファンが回らない」といった不具合などの噂があり、高いものを「しっかり買うべき」という意見もあり。とはいえ安いものと高いものの違いもそこまでないようにも思いました。
実際購入した「ストーブファン」
悩んだ結果「トヨトミレンボー」用として購入したのはこちらでした。
選んだ基準は主に以下です。
- 「トヨトミレンボー」で使えるらしい
- 値段も高すぎず安すぎない
- レビュー・口コミも悪くなかった
安すぎると不具合が怖い、かといって1万円以上は高いと思ったのでいい塩梅の値段のものにしました。
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実際に「ストーブファン」を使った冬キャンプはどうだったか?
「ストーブファン」を使った冬キャンプの模様をご紹介します。
実際に冬キャンプで使った「ストーブファン」はどうだったかというと?
冬キャンプでは「レインボーストーブ」と合わせて、なくてはならないギアの一つになりました!
テント内の温度変化
ストーブをつける前、つけた後、さらにストーブファンを設置した後の温度変化は以下でした。
ストーブをつける前
そもそものストーブをつける前のテント内の温度は「7.7℃」でした。
ストーブをつけた後
ストーブをつけた後ではテント内の温度は「18.2℃」まで上昇しました。
ストーブファンを設置した後
ストーブファンを設置した後ではテント内の温度はさらに「24.2℃」まで上昇しました。
「ストーブファン」を使ってみた所感
実際「ストーブファン」があるとないでは暖かさは雲泥の差です。初めて「レインボーストーブ」を使って冬キャンプした際、その時はロースタイルキャンプだったこともあり下半身から寒さを感じる時もあったのですが、「ストーブファン」を導入してからはテント全体が暖かくなりほとんど寒さを感じなくなりました。
既にキャンプで8回以上使用していますがまったく故障する気配もなく、問題なく暖かい空気を循環してくれます。
さらに「サーキュレーター」でテント内をより暖かく
さらに、「レインボーストーブ」でテント内をより暖かくする方法としては「サーキュレーター」の利用もおすすめです。「ストーブファン」と合わせてテントの上に「サーキュレーター」をつけると天井に滞留している暖かい空気が下へと降りて対流が促されるのでムラなくテント内全体が暖かくなります。冬キャンプをより万全にしたい方には「ストーブファン」と「サーキューレーター」の併用がおすすめです。
サーキュレーターは「クレイモア ファン V600」を使っています。
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最後に
石油ストーブだけあれば「ストーブファン」がなくとも冬キャンプを過ごすことができますが、より防寒を完璧にするなら「ストーブファン」の導入はおすすめです。
この記事が「レインボーストーブ」に合う「ストーブファン」を探している、そんな方の参考になれば幸いです!