東京都大田区にあるキャンプ場・平和島公園キャンプ場をご存知でしょうか?東京都23区内ある数少ないテント泊できる同キャンプ場ですが、どんなキャンプ場か気になる方へ向け本記事では平和島公園キャンプ場を徹底解説します。
改修工事中だった平和島公園キャンプ場ですが、2022年7月15日(金)よりリニューアルオープンとなりました。場内がこれまでの3面から18面に増えさらに利用しやすいキャンプ場となったようです。2022年6月15日から予約受付も再開しています。詳細は公式サイトをご確認ください。
こんな方におすすめ
- 予約方法、焚き火ができるか、アクセス方法などを知りたい
- 薪や炭は現地で買えるか、食材を買えるコンビニ・スーパーや銭湯などは隣にあるか知りたい
平和島公園キャンプ場とは?

平和島公園キャンプ場は東京都・大田区にあるバーベキュー、デイキャンプ、そしてテント泊もできるキャンプ場です。東京都23区内では、江東区にある若洲公園キャンプ場、同じく大田区にある城南島海浜公園キャンプ場と並び東京都内でテント泊ができる貴重なキャンプ場となっています。

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平和島公園キャンプ場の基本情報
所在地 | 東京都大田区平和島4丁目2-2 | |
営業時間 | 日帰り | 午前10時から午後4時 |
宿泊 | 午後5時から午前9時 | |
料金 | A・B区画:区内利用者1,000円、区外利用者1,200円 C区画:区内利用者800円、区外利用者960円 | |
休場日 | 12月28日から翌年1月3日まで 悪天候時 | |
備考 | ※リニューアル後は営業時間が1時間遅れての開始となっています。 |
平和島公園キャンプ場は大田区が管理する区営の公園内にあるため、利用料金は大田区内在住者が多少割安になっています。とはいえ、大田区外在住者でもキャンプ場の利用料金としては通常相場といえそうです。
なお、利用に関しては事前予約が必要です。ただ、予約に関しては特殊で基本的には大田区内在住者が優遇されるシステムになっています。

平和島公園キャンプ場の予約方法
予約方法は「うぐいすネット」と呼ばれる大田区専用の公共施設利用システムを使って行います。
うぐいすネットについて詳しく知りたい方はコチラ
「うぐいすネット」を使うには事前に利用者登録(利用登録カードの発行)が必要となりますので、まずは利用者の登録をします。
利用者登録はインターネットではなく大田区内にある各公共施設に直接赴き受付窓口で行う必要があります(個人の場合有効期間は3年間)。
この前提を踏まえ予約方法の流れは以下となります。
step
1受付施設の確認
まずは受付窓口となる施設を確認します。
step
2受付窓口で手続き
近場の受付窓口に赴き利用者登録の手続きを依頼します。手続きには住所・氏名・生年月日が確認できる運転免許証・パスポート・保険証などの身分証が必要となります。登録の有効期間は3年間です。
step
3書類に必要事項を記入
身分証を提示し、書類に必要事項を記入したら利用者番号が記載されたカードが発行されます。また、手続きの際には「うぐいすネット」を予約する際に必要なパスワードを設定するので、登録したパスワードは控えておきます。
step
4「うぐいすネット」で空き状況確認
利用者登録が完了したら「うぐいすネット」にて施設の検索をします。なお、施設としてはA〜Cまでの3つの区画それぞれ個別に検索できるるようになっています。検索結果よりお目当の区画を選択してさらに区画内の各面の空き状況を確認します。
step
5「うぐいすネット」で予約
空き状況を確認したら、利用者登録で発番した利用者番号と登録したパワスードでログインして、予約の手続きを行います。
※キャンプシーズンなど利用者が多い期間は2ヶ月前に予約が必要となります。その場合抽選(仮予約=抽選予約)になりますが基本的には大田区内在住者が優先されます。
※抽選予約の申込み期間は利用月の2か月前の月の16日~末日まで、抽選結果は申込みした翌月2日~7日に出るので、当選した場合は7日までに仮予約から予約を確定させる必要があります。
※シーズン外ならば比較的予約が空いているので8日以降ならばもし予約が空いている場合、利用希望日3日前まで予約が可能です。
※利用日の2日前~当日にかけてもし予約が空いる場合、うぐいすネット登録者であれば平和島公園事務所での申込みが可能です。
新宿や渋谷近辺の在住者おすすめの受付窓口
平和島公園キャンプ場の利用予約においては予約システム「うぐいすネット」への事前登録が必要であり、登録には所定の受付窓口での手続きが必要と説明しましたが、その事前登録手続きについて、新宿や渋谷近辺の在住者なら受付窓口としては田園調布富士見会館」がおすすめです。

「田園調布富士見会館」は令和3年1月15日より閉館となってしまいました。「うぐいすネット」の登録手続きは移転先である「田園調布せせらぎ館」へ引き継がれているのでご注意ください。
平和島公園キャンプ場のへアクセス
23区内ということでアクセス良好なのが魅力の平和島公園キャンプ場ですが、行き方は複数あります。
電車
電車で行く場合には最寄駅は京急線「平和島駅」です。例えば新宿からだと約40分ほどで着くことができます。また、平和島駅からは平和島公園キャンプ場は近く徒歩約10分程度てす。
車
車でのアクセスも抜群です。例えば新宿からですと首都高速を使えば40分以内に着くことができます。また、駐車場もかなりの台数を駐車可能なものが完備されています。

項目 | 内容 |
---|---|
駐車場名 | 平和島公園駐車場 |
所在地 | 東京都大田区平和島4丁目2-2 |
駐車可能台数 | 64台 |
利用時間 | 24時間営業 |
料金 | 全日 00:00〜24:00 30分 100円 |

自転車

平和島公園キャンプ場は都内からのアクセスが良好なことから、都内に在住でロードバイクなどをお持ちの方ならバイクバッキングのキャンプ先としてもおすすめです。
バイクバッキングとは?
自転車での平和島公園キャンプ場への所要時間は荷物の重さにもよりますが、例えば新宿からだと大体2時間位で着くことができます。道中も都内の大通りを進むだけなのでバイクパッキングに挑戦しやすいキャンプ場といえます。
現地レポート
では実際に現地レポートをしていきます。
まずは利用料金の支払い

現地に着いたら受付の前に「公園事務所」でキャンプ場の利用料金を支払います。

ここで注意なのですが「公園事務所」は“平和島公園“ではなく隣接している“平和の森公園“内にあります。

利金支払い後に受付する場所は平和島公園内ある「公園詰所」になります。少しややこしいですが先に「公園事務所」で利用料金を支払う必要があるので注意が必要です。
ココに注意
キャンプ場の受付前には隣接する平和の森公園で先に料金をしら払う必要あり
利用料金は「公園事務所」で名前と「うぐいすネット」の利用者登録カードを提示し指定の料金を支払い使用承諾書を受け取れば完了です。
続いて受付

受付は前述した通り平和島公園内にある「公園詰所」で行います。受付は料金支払い時にもらったを使用承諾書を提示するだけです。あとは利用ガイド兼サイト地図を渡され簡単にキャンプ場の注意点などが説明されます。
受付が済んだらサイト地図で予約時に指定した利用区画を確認します。
利用ガイドには注意事項が書かれており、
概ね通常のキャンプ場の注意事項と変わりませんが
- ゴミは捨て場はないので持ち帰る
- 焚き火、BBQなど火気は指定場所のみ
などは注意が必要です。

自転車は乗り入れ自由

また、自転車は駐輪場がありますが、キャンプ場内にもそのまま乗り入れすることができるので、自転車で来場した場合は載せた荷物を楽にテントサイトに下ろすことができます。
場内の様子
続いてキャンプ場内の様子をレポートしていきます。
ここに紹介している場内の様子は2019年時点の古い情報となりますのでご注意ください。平和島公園キャンプ場は2022年7月15日(金)よりリニューアルオープンとなり場内は3面から18面となっています。詳細は公式サイトをご確認ください。
3つの区画に分かれた場内
平和島公園キャンプ場はA面、B面、C面と3つの区画に分かれており、予約時に指定した区画内でテントを張ることができます。
ではそれぞれの区画を見ていきましょう。
A面(渓流)

A面は公園内の3つの中でもっとも面積が少なく、公園内の木々が茂る領域で少し斜面にもなっていてテントが設営しにくい区画になっています。
B面(山岳)

B面は広さは十分にある領域です。
ただ、場所によっては多少斜面になっており、地面も土が露出している所が多いです。
C面(草原)

C面は整備された芝生が一面に広がる領域です。
木々もなく日当たりもよいので、3つの区画の中でも最もテントの設営がしやすいおすすめの区画となっています。


公園内の様子
ちなみにキャンプ場の区画外の公園の様子も紹介します。公園内にはキャンプ場以外にも様々な施設があり。

ブランコなどの遊具や

野球場も併設

どこにでもあるような通常の公園の中に

なぜかキャンプ場があるという不思議な公園となっています。


洗い場

洗い場は屋根付の東屋にもなっている炊事棟内にあり各区画に1つづ設置されています。

洗い場は混雑時でも十分に対応できるほど流し台が備えてあります。流し台の水周りは掃除が行き届いてて綺麗ですね。ただ、スポンジや洗剤などは備えられてないので、食器などを洗い合う場合は持参する必要があります。
場内のトイレ

場内にはトイレもあります。各区画に一つはトイレがあるので夜中にトイレに行く際には近くて便利ですね。
灰捨て場

焚き火やバーベキューで出た灰や燃えかすを捨てるための灰捨て場も場内にあります。炊事棟の横に小さな鉄の缶が置いてあり灰はここに捨てることができます。
焚き火について
平和島公園キャンプ場では焚き火やBBQもできます。
ただし、焚き火やBBQ、ガスバーナーなども含め火の取扱い場所に制限があるので注意が必要です。場内で火が取り扱えるのは以下の2箇所となります。
2022年7月15日(金)からのリニューアルに伴いコンセルリング内以外の各区画で焚き火が可能となったようです。
1.コンセルリング内

コンセルリングとは写真のようなサークル型の箇所になります。このコンセルリングは3つの区画それぞれにありますが、区画によっては混雑時はテントから離れた場所になってしまうので焚き火をするのに不便かもしれません。
焚き火についてはコンセルリング内でしかできませんでしたが、2023年7月のリニューアル後はその制限がなくなりました。コンセルリングはキャンプファイヤーをするための設備となります。なお、キャンプファイヤーは実施にはC区画の全面利用と大森消防署への事前届けが必要となります。
2.炊事棟

もう1箇所は炊事棟内になります。炊事棟には釜戸もあるので、道具がなくともバーベキューや飯盒炊飯をすることができます。
焚き火の燃料について
多くのキャンプ場には薪や炭などの燃料が販売されている所も多いですが、平和島キャンプ場では薪は販売されていないようです。また、薪に関しては近隣のお店で販売しているところはなさそうです。
場内で拾える燃料について
薪がない場合にはキャンプ場内で枯れ枝や落ち葉など拾い燃料にするキャンパーの方も多いかもしれません。
しかし、本キャンプ場内での現地調達は少し根気が必要です。というのも、平和島公園はとてもキレイに整備された公園なのでなかなか枯れ枝が落ちておらず集めるのも一苦労。

とはいえ、時間をかければ小さな枝類を集めることはできるので、根気があればある程度の量を集めることは可能です

テント泊の所感
ではここで実際テント泊をしてみた所感もレポートしたいと思います。今回筆者が予約指定した区画はA面でした。

シーズンではない3月上旬の宿泊でしたので宿泊客はほとんどおらず貸切状態。
区画内であればどこでもテントを設営していいとのことでしたので、テントの近くで焚き火も楽しみたいのでコンセルリング内にテントを設置。

写真からも分かるとおり都心にある公園のため近隣には商業施設などがありにぎやかなロケーションです。また、公園の街灯も明るくランタンなどはそれほど必要ありませんでした。
ただ、都心の公園ということもあり人の出入りが多く、人の気配などは夜中まであったりしたので女性のソロキャンプなどは勇気がいるかもしれません。

就寝時に多少騒音あり

実はこの平和島公園キャンプ場は就寝時の注意点があります。というのも本キャンプ場は首都高と環状線が隣接していることから就寝時の深夜でも貨物トラックやトレーラーが走行するため音がかなり響きます。
ですので就寝時用に耳栓を持参することをおすすめします。
買い出しできるお店や銭湯
キャンプ場の近隣に買い出しができるコンビニやスーパー、銭湯があるか調べてみました。
コンビニエンスストア

コンビニは公園の入り口直ぐのところにローソンがあります。歩いて5分ほどで行ける距離でなのでとても便利です。
複合アミューズメント施設
実はこのキャンプ場は歩いて10分ほどのところに

複合アミューズメント施設「BIGFUN平和島」があります。

この施設には
- 業務スーパー
- ドンキホーテ
- スーパー銭湯
なども入っていることから食材の現地調達や宿泊時に汗も流すことができます。
なお、食材についてはドンキホーテでの現地調達がおすすめです。

業務スーパーもあるのですが、「業務用」ということで食材の量も多く偏りもあります。
一方ドンキホーテでは味付けされた焼肉用の肉やお酒などの種類も豊富でした。

また、アウトドア用品も販売していたのでもしキャンプ用品の忘れ物をした際にはいざというときに便利です。

キャンプ以外の楽しい施設
平和島公園と隣接している平和の森公園にはキャンプ以外にもファミリーで楽しめる施設が用意されています。
アスレッチック

子供用の専用アスレッチクなどもありかなりの広さのアスレチックでした。
室内プール

アクティビティ要素は少ないですが室内プールなので夏以外でも入ることができるようです。



まとめ
最後にこれまでレポートしたポイントを改めてまとめてみました。
- 良い点
- 東京23区内でも数少ないテント泊できるキャンプ場
- アクセスが良好
- 自転車でのバイクパッキングにピッタリ
- 貸し出し無料のリアカーレンタルあり
- 自転車乗り入れ自由
- 場内は綺麗な環境
- 食材は現地調達可能
- スーパー銭湯が近くにあり
- 注意点
- 予約方法は少し特殊なので区外の人は少しハードルが高い
- ゴミは持ち帰る必要あり
- 首都高・環状線が近い為多少騒音あり
- 耳栓持参がおすすめ
今回紹介した「平和島公園キャンプ場」のような素晴らしいキャンプ場に出会うことで皆様のキャンプライフが楽しいものになれば幸いです。