東京都大田区にあるキャンプ場・城南島海浜公園キャンプ場をご存知でしょうか?
東京都23区内にある数少ないテント泊できる同キャンプ場でテント泊を考えている方へ向け気になる点を徹底レポートしています。
新型コロナウイルスの影響について
新型コロナウイルス感染防止対策のため、利用中止となっていた城南島海浜公園キャンプ場ですが2021年11月1日(月)より利用再開となりました。ただし、利用できるサイト数および1サイト当たりの利用人数などに制限があります。今後の状況次第では急に変更となる可能性もありますので、最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
城南島海浜公園キャンプ場とは?
城南島海浜公園キャンプ場は東京都・大田区にあるバーベキュー、デイキャンプ、そしてテント泊もできるキャンプ場です。
東京都23区内では、江東区にある若洲公園キャンプ場、同じく大田区にある平和島公園キャンプ場と並び東京都内でテント泊ができる貴重なキャンプ場となっていますが、その利便性とアクセスの良さから都会のオアシスとも言われているとか。
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城南島海浜公園キャンプ場の基本情報
所在地 | ||
東京都大田区城南島4丁目2-2 | ||
区画 | 利用時間 | 利用料金 |
第一キャンプ場 | 日帰り:11:00〜21:00 宿泊:11:00〜翌日10:00 or 21:00 チェックイン:10:30〜16:00 火気の使用:20:00まで | 日帰り:高校生以上 300円、小・中学生 150円 宿泊 :1泊2日10:00まで高校生以上 600円、小・中学生 300円 1泊2日21:00まで高校生以上 900円、小・中学生 450円 1泊2日10:00まで高校生以上 900円、小・中学生 450円 2泊3日21:00まで高校生以上 1,200円、小・中学生 600円 3泊4日10:00まで高校生以上 1,200円、小・中学生 600円 |
第二キャンプ場 | 日帰り:11:00〜17:00 チェックイン:10:30〜13:00 火気の使用:16:30 | 日帰り:高校生以上 300円、小・中学生 150円 |
オートキャンプ場 | 日帰り:11:00〜21:00 宿泊:11:00〜翌日10:00 or 21:00 チェックイン:10:30〜16:00 火気の使用:20:00まで | 日帰り:1区画 2,000円、AC電源 500円 宿泊 :1泊2日10:00まで1区画 4,000円、AC電源 1,000円 1泊2日21:00まで1区画 6,000円、AC電源 1,500円 2泊3日10:00まで1区画 6,000円、AC電源 1,500円 2泊3日21:00まで1区画 8,000円、AC電源 2,000円 3泊4日10:00まで1区画 8,000円、AC電源 2,000円 |
城南島海浜公園キャンプ場は以下の3つの区画が用意されています
- 宿泊もできる第一キャンプ
- 日帰りのみの第二キャンプ場
- AC電源もあるオートキャンプ場
なお、利用に関しては事前予約が必要です。
予約方法
予約方法は基本的には事前の電話予約となります。
電話番号:03-3799-6402(受付時間:9:00-16:30 ※定休日を除く)
流れとしては以下となります。
step
1事前にカレンダーで予約状況を確認
step
2予約状況を確認したら電話
step
3電話先で「氏名」、「予約希望日」、「利用人数」、「来場予定時間」を伝える
step
4希望日と空きスペースの確認してくれるので問題ないなら受付してくれる
これで予約は完了です。
アクセス
23区内ということでアクセス良好な城南島海浜公園キャンプ場ですが行き方は複数あります。
電車&バス
電車で行く場合には京急線「平和島駅」からのルートがおすすめです。
※実際には他の駅からも行けます
なお「平和島駅」からは城南島海浜公園までバスで行きます。
バスでのルート
駅の改札を出て左に行くと環七通りがあります。
環七通りを右にいくと交差点があります。
この交差点を左に渡るとデイリーヤマザキが見えます。
デイリーヤマザキの先にある京急バス「平和島駅停留所」が行きのバス停となります。
行きのバスは森32系統「城南島循環」に乗ります。
時刻表を見る限り本数はそこまで多くないので注意してください。
城南島海浜公園は「城南島四丁目停留所」で下車。徒歩3分位の所にあります。
帰りの時刻表です。帰りも本数が少ないのでタイミングを合わせて撤収しましょう。
車
車でのアクセスも抜群です。
また、駐車場もキャンプ場のすぐ近くに完備されています。
なお、城南島海浜公園は駐車場が2つありますがキャンプ場の最寄りは「第1駐車場」になります。
自転車
城南島海浜公園キャンプ場は都内からのアクセスが良好なことからバイクバッキングのキャンプ先としてもおすすめです。
バイクパッキングとは?
自転車での平和島公園キャンプ場への所要時間は荷物の重さにもよりますが、例えば新宿からだと大体3時間位で着くことができます。
現地レポート
では実際に現地レポートをしていきます。
まずは受付
現地に着いたら「管理事務所」で受付をします。
受付は予約時の名前を伝えて料金を払えば完了です。
受付時には割り振られたサイトNOの番号札兼利用ガイドを渡され簡単に注意点などが説明されます。
利用ガイドには注意事項が書かれており、
概ね通常のキャンプ場の注意事項と変わりませんが
- ゴミは捨て場はないので持ち帰る
- 火気の使用は20時まで
- ペット同伴禁止
などは注意が必要です。
リアカーの貸し出しあり
車で来た際に荷物が多い場合はリアカーの貸し出しをしており無料で借りることができます。
キャンプ場の様子
続いてキャンプ場内の様子をレポートしていきます。
番号札を渡されたらキャンプ場内に入れます。
キャンプ場内は綺麗に整備された芝生や。
一部土が露出した地面がありつつも。
木々もある夏場でも涼しい環境でした。
キャンプ場内には屋根付きベンチ(東屋)もありました。
もしもの悪天候などの一時避難としても使えそうです。
洗い場
洗い場は屋根付の東屋にもなっている炊事棟内にあります。
洗い場は混雑時でも十分に対応できるほど流し台が備えてあります。
流し台の水周りは掃除が行き届いてて綺麗です。
ただ、スポンジや洗剤などは備えられてないので、食器などを洗い合う場合は持参する必要があります。
場内のトイレ
場内にはトイレもあります。
掃除は行き届いていて綺麗なトイレです。
飛行機が飛び交うキャンプ場
実はこのキャンプ場は羽田空港が近いためキャンプ場の真上を離発着する飛行機が飛び交うキャンプ場としても有名です。
飛行機が飛ぶのを間近見る貴重な体験ができます。
そして海も近い
空港が近いということでキャンプ場のすぐそこには砂浜があり。
つばさ浜という人口海浜があります。
遊泳や釣りはできませんが、砂あそびや散歩を楽しむことができます。
キャンパーにとってのユートピア
キャンプ場外でもサンシェードを張ってデイキャンプしている人や日光浴している人たちも沢山いました。
場外にある便利な施設
キャンプ場外にはとても便利なお店があります。
キャンプ場の入り口を出たすぐの所に「城南島アウトドアセンター」というお店があります。
このお店ではキャンプに必要なあらゆる物の販売やレンタルを行っており
- ビールなどのお酒
- 1リットルペットボトルの水
- ジュースなどのソフトドリンク
- スナックなどのお菓子類
- 肉やソーセージ
- BBQ用の炭
- 焚火用の薪
- 洗剤・スポンジなど洗浄用品
- 石鹸・シャンプー・タオルなどの洗面具
などが販売されておりキャンプに必要なものが現地調達可能です。
ココがポイント
テント、寝袋、タープなどをレンタルできる「手ぶらでキャンプ」、BBQのグリルや食材など一式が準備された「手ぶらでバーベキュー」といった手ぶらで楽しめるプランも充実しています。
テントサイトのレポート
ではここでテントを設営すために借りるテント区画についてレポートしていきます。
割り振られた区画は番号札のサイトNOとなります。
このNOはサイト内のテーブルに記載されているので。
この周辺が割り振れた区画になります。
区画内にはテーブルと合わせてかまどがあるので使うこともできます。
このテーブルも設営時に荷物を置けるので便利でした。
設営するとこんな感じ。
1区画に大体芝生面があるのでいい感じに設営できます。
焚火について
城南島海浜公園キャンプ場は薪も販売されていることからもちろん焚火も楽しめます。
ただし、直火は禁止なので焚火台を持参するか区画内にあるかまどを使う必要があります。
また、火気の使用が夜8時までというのも注意です。
夜8時というと暗くなって直ぐなので以外と時間がありません。
焚火を楽しみたい場合は早めに火を起こすのがおすすめです。
灰の処理について
城南島海浜公園キャンプ場内には灰捨て場はありません。
代わりにバケツが用意されているので。
バケツを使い灰を処理する必要があります。
処理方法は番号札の裏面に案内があります。(かまどの灰の処理案内ですが同様の処理となります。)
就寝時にかなりの騒音あり
城南島海浜公園キャンプ場では就寝時に注意する点があります。
それは前述した通り飛行機がキャンプ場の真上を通過するためかなり騒音がする、という点です。
また、近隣は工場地帯なので作業音やトラックの走行音なども響きます。
ですので就寝時用に耳栓を持参することを強くおすすめします。
キャンプ場以外の楽しい施設
城南島海浜公園は広大で全てを周れませんでしたが
- 釣りエリア
- スケボー広場
- ドッグラン
などなど、キャンプ以外にもファミリーで楽しめる施設が用意されているのも大きな魅力といえそうです。
まとめ
最後にこれまでレポートしたポイントを改めてまとめてみました。
- 良い点
- 東京23区内でも数少ないテント泊できるキャンプ場
- アクセスが良好
- 自転車でのバイクパッキングがおすすめ
- 自転車乗り入れ自由
- 場内は綺麗な環境
- 食材は現地調達可能
- リアカー無料レンタルあり
- 懸念点
- ゴミは持ち帰る必要あり
- 焚き火が20時まで
- 飛行機と工場の為かなりの騒音あり
今回紹介した「城南島海浜公園キャンプ場」のような素晴らしいキャンプ場に出会うことで皆様のキャンプライフが楽しいものになれば幸いです。