雨キャンプでのテント撤収時に活躍するコールマン「アウトドアドライバック/L」を実際に使ってみました。
さらに、石油ストーブの収納ケースにもなるかどうかも試してみました。
その模様をご紹介します。
コールマン「アウトドアドライバック/L」とは?
濡れた物や濡らしたくない物の収納に便利な防滴バッグです。
雨キャンプで濡れてしまったテントやタープを入れて持ち帰ることができる防水収納袋として活躍します。
スペック情報
ブランド | コールマン |
商品名 | アウトドアドライバッグ/L |
価格 | 5,500円 (税込) |
本体サイズ | 約40×95(h)cm |
収納サイズ | 約35 x 20cm |
重量 | 770g |
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サイズ感
まずはサイズ感から見ていきます。
折り畳んだ状態ではかなりコンパクトなのですが。
広げると思った以上に大きいです。
説明書によると
高さ約95cmm、直径約40cmm
とのこと。
特徴
特徴としては
- 濡れたテントなどの収納に最適
- 雨などの侵入を防止(※完全防水ではない)
- ロールアップで閉じることができる
とのことです。
雨キャンプでのテント撤収
雨キャンプでのテント撤収の際に実際に使用してみました。
朝まで雨が降り続けフライシートに雨がしみこみ。
スカートに至っては泥だらけ。
ポールを抜いてテントを崩すとかなりの量の泥が付いていました。
このまま収納袋に入れると収納袋も汚れるのは必至です。
そこで「アウトドアドライバック/L」の登場です。
汚れたままのテントをそのままドライバッグに詰め込みます。
苦戦することなく収納することができました。
以前は雨キャンプのテント撤収の際にはゴミ袋にテントを入れてましたがその時と比べても圧倒的に楽でした。
その主な理由としては
- 大容量で口が大きいのでサクサクとテントを突っ込める
- ゴミ袋だと口が小さく入れるのに苦戦
- 丈夫なので破れず防水なので水漏れの心配がない
- ゴミ袋だとビニールが破れる恐れあり
- 破れたら車が汚れる可能性
- 空気を抜いて圧縮できるのサイズを小さくできる
- 車の積載でスペースを取らない
以上の観点からゴミ袋とは比べ物にならないほど活躍してくれました。
石油ストーブの収納ケースとしては?
石油ストーブのケースとしても活躍するとのことで実際に試してみました。
試したストーブはトヨトミ「レインボーストーブ」です。
まずはストーブの置台も入るか試してみます。
ほぼジャストサイズで入りました。
続いて本体はというと。
本体も無事入りました。
このままロールアップで閉めて無事収納が完了。バックルを持ち手にして運ぶことができます。
なお、サイズはドライバッグの方が高さがかなり長いのですが、ロールアップ仕様ということもありストーブの高さに合わせて調整できるのでそこは問題なかったです。
しかし、その反面高さが長い分ぐにゃぐにゃとバッグに安定感がないのでストーブを入れるのに少し苦戦しました。
試してみた感想
ただ、このドライバッグは厚みがなくクッション性がないのでキャンプでの運搬には多少不安が残るかもしれません。
というのもキャンプでストーブを運ぶのは基本的に車になるかと思いますが、厚みがなくクッション性がないと車での運搬中の揺れの衝撃からストーブを守れない可能性があります。
密閉性は高いので車で運ぶ際の臭い漏れやガソリン漏れもを防ぐには効果がありそうですが、レインボーストーブのようにタンクが二重構造ものであれば漏れもそこまで気にしなくてもよいですし、「安全性を重視したい」という方にはあまりおすすめできないかもしれません。
車への積載が得意であったり安全性をあまり重視しないなら問題ないですが、個人的にはしっかりと厚みとクッション性があるケースをおすすめします。
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なぜクッション性が大事なのか?
なぜ、私がクッション性を大事にしているかというと、過去にコールマンのガソリンランタンを
クッション性のない付属のケースに入れ車で運搬した際にグローブ(レインボーストーブでいうところのガラス外筒)を割ってしまった経験があるのです。
物は違いますが近い形状なので同じことが起こる可能性があると考えているからなのです。
最後に
雨キャンプのテント撤収で大活躍するコールマン「アウトドアドライバック/L」。
雨のキャンプを少しでも快適にしたい、という方にはおすすめのアイテムといえそうです。
ストーブの収納ケースとしては運搬時に少し不安があるので個人的にはしっかりした厚みとクッション性があるケースがおすすめですが、車への積載が得意であったり安全性にあまりこだわらないなら問題ないかと思います。
もし、コールマンのドライバッグを使う際でも安全性を重視したいのであればタオルなどを入れ簡易クッションにしてもいいかもしれません。
この記事が購入の際の参考になれば幸いです!