宿泊できるキャンプ場が圧倒的に少ない東京都23区内。
そんな東京23区においても数少ない宿泊できるキャンプ場をご紹介します。
そもそも東京都内にもキャンプ場はあるのか?
東京都内にはいくつかキャンプ場はあります。
おそらく20か所くらいはキャンプ場があるはずです。
ただ、そのほとんどはデイキャンプ、いわゆる宿泊ができない日帰りのキャンプしかできません。
宿泊できるキャンプ場ももちろんありますが、その多くが山梨県の県境付近のあきる野市や奥多摩など東京都の山間に点在しているので結局は遠方に行くようなものです。
別に遠方のキャンプ場でもいいのでは?
そう東京から遠方のキャンプ場でもぶっちゃけいいんです。
むしろ東京外には素晴らしいキャンプ場がたくさんあります。
富士山が見れたり、温泉に入れたり。
しかし、東京都内に在住のキャンパーの方々も一度は思ったことでしょう。
「自転車でキャンプ場に行ってみたい」と。
その為には条件として東京都23区内で宿泊ができるキャンプ場というのが必要になるはず。
実はあります23区内で宿泊できるキャンプ場。
本記事ではそんなキャンプ場を紹介します。
東京都23区にある3つの宿泊できるキャンプ場
キャンパーズレビュー編集部が調査した結果、東京都23区で宿泊ができるキャンプ場は3つのみでした。
(もし、他にもあるようなら問い合わせ宛に情報をお寄せ下さい。)
若洲公園キャンプ場
- 住所:東京都江東区若洲三丁目2番1号
- 営業期間:チェックイン 11時〜16時、チェックアウト 翌日10時
- 公式サイト:http://www.tptc.co.jp/park/03_09/camp
東京都江東区にあるキャンプ場です。
場所はメトロックやぴあフェスなど大型音楽フェスの会場として有名な若洲公園。
117の区画があり広々と整備された綺麗な芝生が広がるキャンプ場。利用は電話での事前予約です。
場外にはコインシャワーやお酒や薪なども買えるお店が完備されているので、初心者にはおすすめのキャンプ場です。
ただ、すぐ近くにに首都高が走っているので場所によっては就寝時にうるさく感じるかもしれません。
東京都内在住の方なら自転車で行くことも可能です。
当サイトでは詳細なレポートもあります。
こちらもCHECK
若洲公園キャンプ場ガイド:予約方法・焚き火・シャワーなどの設備について解説!
続きを見る
平和島公園キャンプ場
- 住所:東京都大田区平和島4丁目2-2
- 営業期間:チェックイン 16時、チェックアウト 翌日9時
- 公式サイト:http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/sports/camp/heiwajima_camp.html
東京都大田区にあるキャンプ場です。
場所はボートレース場があることで有名な平和島。公園もボートレース場の直ぐ近くです。
A、B、Cと3つの区画に分かれており事前に区画を指定します。(C区画が一番おすすめ)
利用に関しては事前予約ですが予約方法が少し特殊です(詳細はレポート記事参照)。
火気の使用場所が制限されていて、焚火などは所定の場所でしかできません。また、薪や炭の販売もありません。
食材などは近くに買い出しできるコンビニやドン・キホーテ、さらにはスーパー銭湯もあります。
こちらもすぐ近くに国道が通っているので場所によっては就寝時にうるさく感じるかもしれません。
もちろん、東京都内在住の方なら自転車で行くことも可能です。
こちらも詳細レポートがあります。
こちらもCHECK
平和島公園キャンプ場ガイド:予約・焚き火・アクセスについて徹底解説!
続きを見る
城南島海浜公園キャンプ場
- 住所:東京都大田区城南島4丁目2-2
- 営業期間:チェックイン 11時、チェックアウト 翌日10:時 or 21示
- 公式サイト:http://seaside-park.jp/park_jonan/bbq/
こちらも東京都大田区にあるキャンプ場です。
場所は平和島公園よりさらに奥になる羽田空港近くの海浜公園。
第一キャンプ場、第二キャンプ場、オートキャンプ場と3つの区画があり、第二キャンプ場のみデイキャンプとなります。利用は電話での事前予約です。
近くに買い出しできるお店などはほぼありませんが、場外にお酒や薪が買えるお店があります。
火気の使用は焚火も含め夜8時までと少し短め。
このキャンプ場は羽田空港が近いので飛行機のキャンプ場の真上を飛ぶことでも有名で、飛んでいる飛行機を間近でみることができます。
一方で飛行機が深夜まで飛ぶため就寝時にかなりうるさく感じるかもしれません。
こちらは、少し遠いですが東京都内在住の方なら自転車で行くことも可能です。
こちらも詳細レポートがあります。
こちらもCHECK
城南島海浜公園キャンプ場|焚き火やソロキャンプについてレポート
続きを見る
最後に
この3つのキャンプ場はどれも都内ということもあり火気の扱いや時間に制限があります。
また、騒音が多少なりともある、というのは都心ならではです。いずれも耳栓すれば問題ないレベルですが。
ちなみに、筆者は最初に若洲公園キャンプ場に自転車で行きました。
その時は初めてなので要領を得なかったことから
- あれもこれもと荷物を詰めすぎて重かった
- タイヤの空気が抜けたけど携帯式空気入れを持たなかった
- 真夏なので地獄のような暑さだった
と体力の消耗が激しく、東京なのに遭難しかけみたいになりました。
次に平和島公園キャンプ場にも行きましたが、ここは初回の反省を生かし、
- 荷物を厳選し軽く
- 携帯空気入れも装備
- 季節も涼しい秋に
としたのでかなり快適な旅でした。
とはいえ、自転車でのキャンプはお金も体力もかかるので向き不向きはあります。
なので、状況によっては電車やバス、駐車場もあるので車を使うのもいいでしょう。
それでも先に紹介した3つのキャンプ場なら2時間もかからないくらいで行ける距離です。
実際、移動に時間がかからないということは、それだけ他のことに時間が使えるということなので。
時間を有効活用できる、という点ではおすすめのキャンプ場です。(もちろん都内在住のキャンパー限定ですが)